
「セキュリティ対策って、大企業の話でしょ?」中小企業ログ管理
――そんな風に思っていませんか?
しかし、近年は中小企業こそがサイバー攻撃のターゲットにされやすい時代になっています。理由は明快で、「狙いやすい」と思われているからです。限られた人員や予算の中で、どうやってセキュリティ対策を講じればいいのでしょうか?
そこで注目したいのが「ログ管理」です。
地味ながらも、セキュリティ対策の要とも言えるこのログ管理を、コストも工数も最小限に抑えながら導入・運用するポイントを解説していきます。
■ そもそも「ログ管理」とは?
ログとは、システムやネットワーク、ソフトウェアが記録する「操作履歴」や「通信の記録」のこと。ログ管理は、これらを収集・保管・分析することを指します。中小企業ログ管理
たとえば以下のようなログがあります:
- ログイン/ログアウト履歴
- ファイルへのアクセス履歴
- システムエラーや障害の記録
- ネットワーク通信の記録
これらを正しく記録・保管しておくことで、「何かあったときに原因を追跡できる」「不正アクセスを早期発見できる」など、セキュリティ面で非常に重要な役割を果たします。

■ 中小企業が直面する“3つの課題”
中小企業がログ管理を導入しようとしたとき、よくある悩みがこちら:
- 導入コストが高そう
- 専門知識が必要そう
- 運用に手間がかかりそう
この3つのハードルをクリアしない限り、なかなか第一歩を踏み出せませんよね。では、どうすれば良いのか?
■ 解決策①:無料・低価格のツールを活用しよう
市場には中小企業向けの安価、あるいは無料で使えるログ管理ツールが増えてきています。例えば:
- OS標準のログ機能(Windowsイベントログなど)
- OSS(オープンソースソフト)のログ管理ツール(例:Graylog, Fluentd)
- クラウド型セキュリティサービス(SIEM連携など)
特に最近はクラウド型のサービスが充実しており、初期費用ゼロ、月額数千円から導入できるものもあります。
■ 解決策②:ログは“全部”じゃなく“重要なもの”に絞る中小企業ログ管理
限られたリソースの中で全部のログを管理しようとすると、どうしても負荷がかかります。そこで、「優先度の高いログ」に絞って管理することがポイントです。
たとえば:
- 社内ネットワークの出入り口(ファイアウォールやルーター)の通信ログ
- 社内ファイルサーバーのアクセスログ
- 管理者権限を持つユーザーの操作ログ
このように、インシデントにつながりやすい部分だけに焦点を当てれば、手間もデータ量もグッと減らせます。
■ 解決策③:外部パートナーの力を借りる
自社だけで完結させようとせず、IT支援サービスやMSP(マネージドサービスプロバイダ)の活用も選択肢のひとつです。
「ログの収集と保管だけ」「月1回のレポートだけ」など、必要な部分だけをアウトソースする形も可能。人手不足や専門知識の壁をうまく補完できます。
■ まとめ:ログ管理は“守りの要”
ログ管理は、セキュリティの世界で「最後の砦」とも呼ばれるほど重要な存在です。しかし、無理をして完璧を目指す必要はありません。
まずは「できることから」「重要な部分だけ」、そして「使えるツールは使う」「頼れるパートナーに頼る」。
中小企業でも、ムリなくスマートにできるログ管理で、あなたのビジネスをしっかり守っていきましょう。
■ 低コスト×簡単運用の強い味方中小企業ログ管理
《MyWatcher Cloud マイウォッチャークラウド》とは?
株式会社インテリジェントワークスが提供する「MyWatcher Cloud(マイウォッチャークラウド)」は、中小企業のために開発されたクラウド型ログ管理サービス。
特徴は:
✅ 月額数千円から使える、圧倒的な低コスト設計
✅ 専門知識不要:見やすい画面で、誰でも“見える化”が実現
サーバーやPC、ファイル共有などのログを自動収集・可視化。内部不正や情報漏洩の早期発見を強力にサポートします。
■ 「守り」に強くなる、中小企業のこれから。中小企業ログ管理
サイバー攻撃は待ってくれません。
とはいえ、大がかりな対策や高価なシステムは、現実的ではない――
そんなときこそ、「今ある環境に、小さく・手軽に・確実な“盾”を持つ」という考え方が大切です。
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