情報漏洩対策に必要な経路とは

どこから漏れるのか

機密データを扱っている企業は情報漏洩対策が欠かせません。
しかし、どのように対策するべきかわからない企業も多いのではないでしょうか。
まずは、経路を知っておくことが大切です。
最も発生割合が多いのは紙媒体ですが、多くの人はネットを活用したメールやWebサイトだと勘違いしています。
割合としては約7割と大半を占めているため、パソコンにシステムを取り入れても、違う経路から発生する可能性が大いにあるということを理解しておきましょう。
紙媒体は業種や規模の大きさにかかわらず利用されているものです。
そのため、そこから情報漏洩する可能性も高くなります。
また、資料から持ち出せる量には限りがあるため、被害の規模は小さいことが多いようですが、一度のミスが企業の信頼を大きく失うきっかけとなるため、取り扱い方には注意が必要です。

全体の8割は管理ミス

USBや外付けハードディスク、DVDから流出することもあります。
全体の12%と割合が少なく見えますが、これらは紙よりも大容量のデータを保存できるため、1件の事故で被害が大きくなる危険性があります。
次に高い割合となっているのがメールです。
誤操作によって本来の宛先とは異なる相手に送ってしまうことや、顧客のメールアドレスをBCCではなくToに入れてしまったことで流出したという事件があります。
他には、タブレットやスマホ、パソコンの紛失、盗難や、ファイル交換ソフトウェアから事件が発生することも少なくありません。
もちろん、外部から不正アクセスを受けたり、ウイルスに感染したりしたことが原因であるケースもあります。
しかし、意図的な犯行によって起きるものは全体の2割、残りの8割は管理ミスや人為的ミスです。
そのため、どんなに性能の良いシステムを導入しても社員の教育や指導を行なっていなければ防ぐことはできません。
社内ルールを改め、危険性を伝えてデータの取り扱い方を徹底しましょう。
このように、流出経路はコンピュータやWeb以外にもたくさんあります。
どのように情報漏洩するのかを知った上で対策の仕方を考えることが大切です。