情報漏洩対策に必要な教育とは

人的ミスが命取り

情報漏洩対策として、高額なソフトやシステムを導入している企業が多いでしょう。
しかし、それだけでは不十分です。
なぜなら、ヒューマンエラーが発生する可能性があるからです。
外部からの攻撃に備えて、セキュリティを強固するのはもちろん重要ですが、どんなに効果的なソフト、システムを使っていても従業員の人的ミスが起きると情報漏洩に繋がる可能性があります。
中には、悪意を持った人が社内に紛れ込んでいるかもしれません。
悪意を持っていなくても、単純なミスが大きなトラブルを招く原因となるため、ヒューマンエラーを防ぐ従業員の教育をすることが大切です。
社内で教育を実施していない企業は、問題が発生する前に対策を検討しましょう。

指導する上で大切なこと

大切なことは、仕事に対してやりがいを感じられる動機付けのための教育を行うことです。
あれはやってはいけない、これはこうするべき、などとルールを浸透させて徹底するための指導は不可欠です。
しかし、押し付けや締め付けになってしまうと、職場から不満の声が聞こえてくるでしょう。
働きにくいと感じると、社員のモチベーションを低下させることになります。
職場や会社に対する不満を無くすために、働きやすい環境や条件をつくるのも必要なことですが、まずは組織の方針や仕事の意義を理解させなければなりません。
その上で、一人一人の役割、責任を明確にして仕事に対してやりがいを持ってもらうようにしましょう。
社員の意識が向上すると、押し付けや締め付けとは感じずにルールを守っていくことができます。
これは情報漏洩のリスクを低下だけでなく、業務の効率化にもなるのです。
実際に従業員の意識が高く、ルールが徹底されている企業は高額なソフト、システムを導入せず最低限なもので十分な対策ができているケースがあります。
対策ツールを採用すると必ずトラブルが発生しないというわけではなく、あくまで社内のルールを補完するという認識を持っておくと良いかもしれません。
また、ツールを採用せずに社内の指導だけを行っているだけでは十分だと言えません。
バランスよく取り入れてみてはいかがでしょうか。