危険性の高いファイル交換ソフトの利用による情報漏えい

ファイル交換ソフトってなに?

ファイル交換ソフト(ファイル共有ソフトともいう)とは、インターネットを介して不特定多数のコンピューター間でファイルを共有できるソフトです。
ファイル交換ソフト上では、市販されている音楽やDVDなどのデータが無償で公開されており、著作権を侵害する行為として非難を浴びています。
ファイル交換ソフトで最も怖いのは、情報漏えいの危険性が高いことです。
ファイル交換ソフトを介して流通しているファイルの中には、悪意を持ってウイルスを仕込まれたものも多く、ファイル交換ソフトを利用したばかりに重大な情報漏えい事故を引き起こした事例もすくなくありません。
ここでは、ファイル交換ソフトの利用の危険性を紹介します。

ファイル交換ソフトによる情報漏えいとは?

ファイル交換ソフトのうち、日本で有名なのは『Winny2』や『WinMX』などでしょう。
これらを利用して違法にアップロードをしていた一般人が逮捕されたり、一部のソフトでは違法行為を助長したとしてソフトの作成者が逮捕される事態にもなったので、記憶に新しい方も多いと思います。
ファイル交換ソフトを利用して情報漏えいにつながるケースの大半は、いわゆる『暴露型ウイルス』への感染が原因です。
暴露型ウイルスとは、感染してしまうとパソコンに保存されている情報がファイル交換ソフト上にアップロードされてしまう危険なものです。
この暴露型ウイルスに感染したため、大企業が大量の個人情報を漏えいしたり、はては警察までもが捜査情報を漏えいしてしまうなどの大事態に発展しました。

一番の対策は「利用しない」!

ファイル交換ソフトを利用していても、アクセスやウイルスに対する対策が万全であれば危険性は低くなります。
しかし、音楽や動画のデータに偽装して不正プログラムを実行する『.exe』ファイルや対策ソフトでは対応できない新種や亜種のウイルスも流通しており、危険性0で利用することは不可能です。

ある調査では、過去にファイル交換ソフトを利用した人のうち、約半数が「ウイルスをダウンロードした経験がある」と答え、その多くが「実際にウイルスに感染したことがある」と答えています。
ファイル交換ソフトによる情報漏えいに対する一番の対策は「利用しない」ことなのです。